この記事で伝えたいこと
一般枠と障害者枠で働くことの違いがわかる
障害者枠のメリットとデメリットを考えられる
障害者枠で働くことの流れが理解できる

一般枠と障害者枠の違い

そもそも障害者枠とは

障害者手帳を取得している人向けの雇用形態となります。
なぜそんな形態があるのかと言うと、法定雇用率があり、企業は従業員の2.2%の障害者を雇用しなければいけないという決まりがあるからです。

ですので、企業は障害者手帳を持っている人向けに障害者枠というものを作り配慮や特別な規則を作って雇用しやすい環境を整えているという現状があります。

一般枠と障害者枠の具体的な違い

合理的配慮があることが大きな違いです。
具体的には、障害からくる出来ないことに対して個別の配慮があることになります。

。これは車椅子の人に対して専用のトイレを設けたりとか、段差をなくす工事を行うことです。また、発達障害で一度に複数の指示を聞くのが難しい人には、一つずつ指示を行うといったことや、業務の情報を目から取得できるように、マニュアルを完備するなどです。

一番身近なものについては通院の配慮で、事前に連絡をしておけば早退が許可されるなど、障害を持っていても働きやすい環境を作っていることが大きな違いになります。

また、他に大きな違いとしては分散配置集合配置というものがあります。
集合配置とは文字通り障害を持った方を、一つのオフィスに集めて仕事をしてもらうという環境になります。
分散配置とは一般で就業している人の中に障害を持っている方を配置するという環境です。

基本的に分散配置では、健常者と同じ働きを求められることが多いです。
もちろん職場によっては上司のサポートがあったり周りの人からのサポートが手厚かったりしますが、基本的に障害特性からくる困難ついては自助努力が求められ、自分で問題解決ができることが前提になります。

そういったことが難しい場合は集合配置での就業となり、 就業をサポートしてくれるサポートスタッフがつくようになります。
何か困ったことがあってもサポートスタッフに相談ができたり解決を手伝ってくれたりするので、就業に不安がある人にとってはとても良い環境と言えるでしょう。

障害者枠のメリットとデメリット

メリット

上記でも記載したように、障害者枠で就業をすると必要な配慮を受けられることが最大のメリットとなります。
事前に人事や上司に必要な情報が行き渡っているので、困ったことがあった場合にも相談がしやすく、解決に結びつくことも多いです。
また障害の程度や、自分の能力によっては一般枠で就業ができない大手や優良求人と出会うことができ、時とタイミングによってはそういった会社にも入社できたりします。

デメリット

分散配置例自分で仕事ができるタイプの人材であればそんなに影響はないですが、障害者枠ということで一般枠と比べると給与が落ちることがあります。
これは集合配置であると特にデメリットとして挙げられます。求人にもよるので一概には言えないですが、年収250~300万円くらいのことが多いです。ですので、障害者枠だけど収入を求める場合については、分散配置での就業先を探すことが必須条件になってくるでしょう。

障害者枠で働くにあたって

これについては転職したことがある人にとっては特に変わった流れではありません。
①障害者枠で求人を探す
②応募し、面接を受ける
③内定をもらい、入社する
これは就活の基本的な流れとなります。

就労移行に通っている人であればその就労移行にある求人を使ってもいいですし、自分でインターネットで公開されている求人を眺めて直接会社に連絡してもいいですし、 ハローワークにある求人を使ってもいいと思います。

ただここで難しいのは、きちんと自分の障害特性を理解して、問題が起きた時にどう対処するかということをきちんと自己認識できている必要があるということです。

一人で就職活動をすることももちろんできますが、多くの場合困難を伴うことが多いです。ですので、転職エージェント通りをして自分に合った職場や面接対策をしてもらうのがいいと思います。
大手の転職エージェントであれば非公開求人があったり、求人の提案も幅広くしてくれます。また、エージェントが自分にあった職場を提案してくれるので、自分で探す手間や間違った就職先を探す危険性は低くなります。

ただ相手がプロだからといって提案される求人を鵜呑みにするのではなく、しっかりと自分のやりたい事や方向性とすり合わせて応募を決めていく必要があるので注意が必要です。

まとめ

一般枠と障害者枠の違いについて、そのメリットデメリット、また障害者枠で働くということについて具体的なイメージが出来たでしょうか。
一般枠と障害者枠で働くことについて迷っているのであれば、私は間違いなく障害者枠で働くことをお勧めします。その理由として2点あります。

1点目は必要な配慮が受けられること
2点目は一般枠で受けられない企業を受けられること

基本的に大きい企業の方が障害者雇用に理解があったり、働きやすい環境が整えられていることが多いです。また給与面でも中小企業に比べて高いことが多いので、使える制度はしっかり使って行った方がいいと思います。

どこまでできれば分散配置なのか、自分が集合配置が向いているのか分散配置が向いているのかわからない。どれくらいのレベルなら分散配置なのかを知りたい方については、こちらの記事をどうぞ。

障害者雇用のリアル

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